オニササでお腹を満たしたあとは、石垣島をぐるりとドライブ。知念商会から車で約25分、石垣空港からだと45分ほどの場所にある御神崎(おがんざき)灯台へ。
石垣島の最南端へ。御神崎灯台で出会う絶景と祈り

島の最南端に位置し、絶景スポットとしても知られています。市街地を離れると道路状況がやや悪くなるので、安全運転で向かいましょう。

無料駐車場に車を停めて、灯台へ向かって登っていくと、右手には壮大な海のパノラマが広がります。石垣島の他の場所で見た海よりもスケールが大きく、息を呑む美しさ。

坂道と強風に少し息が切れますが、いい運動にもなり、旅の中でのいいリセットタイムになります。


御神崎は道が整備されていて歩きやすく、展望台のような感覚で楽しめます。灯台自体には入れませんが、岬の先端からは絶好の撮影スポットが。


岬には「南無観世音菩薩」の石像があり、そのすぐ近くには1952年に起きた「八重山丸遭難事故」の慰霊碑も建てられています。当時、那覇から石垣島へ戻る船が遭難し、35人が行方不明となった悲しい歴史が刻まれています。


今は穏やかな青い海。その静けさが、祈りと供養の積み重ねで守られてきたのかもしれません。
📍石垣御神崎灯台
・주소:〒907-0452 沖縄県石垣市崎枝
個性派シーサーが勢揃い!ゆんたくシーサー農園

そこから車で東へ向かい、次に訪れたのはゆんたくシーサー農園。ここは石垣島でもユニークな観光スポットの一つ。

敷地内には色とりどりの個性派シーサー像が立ち並び、まるで「ポケモンワールド」に迷い込んだような感覚になります。

「ゆんたく」とは沖縄の方言で「おしゃべり」という意味。

農園のシーサーたちは、口を大きく開けて今にも話しかけてきそうな表情ばかり。見ているだけで自然と笑顔になります。

10分〜15分ほどでぐるりと回れる広さで、童心に返って楽しめる場所。

すぐ隣には米子焼工房の店舗もあり、気に入ったシーサーをお土産に買うこともできます。


店内には、石垣島の土を使い、1200度の高温で焼き上げた一点もののシーサーたちがズラリ。

ユニークな表情から伝統的な厳かな顔立ちのものまで、バリエーション豊富です。
米原ビーチ。透明な海に癒される静かな時間

最後に向かったのは、米原ビーチ(よねはらビーチ)。サンゴ礁に囲まれた透明度抜群のビーチで、ダイビングやシュノーケリングでも人気の場所です。
途中、入口の看板を見逃しそうになりましたが、なんとか発見。


駐車場(有料・500円)に車を停め、トイレやシャワー設備を確認しながらビーチへ向かいます。

あいにくの曇り空で、途中から突然のスコールに見舞われ海には入れませんでした。
また晴れた日に、もう一度この場所に戻ってきたいと思わせる、そんな静かな感動を残してくれるスポットでした。